2017年になって色々な税金がクレジットカードで納付出来るようになったのを知っているかな?
住民税、国民健康保険税、所得税、法人税など・・・。クレジットカード納付を利用すれば、今すぐにはお金が用意出来なくて納付出来ない。って人もとりあえずはどうにかすることが出来るからとても便利だよね。
そこで今回の記事では、クレジットカードで予定納税(申告所得税及復興特別所得税)を納付する方法をどこよりも詳しく紹介していくよ。
この記事の目次
クレジットカードで予定納税を納付する方法
まずは『国税 クレジットカードお支払サイト』にアクセスしよう。
アクセスしたらご利用に当たっての注意事項を全て確認しておこう。とても重要なことだからこの記事にもまとめておくね。
領収書は発行されない。領収書が必要な場合は、最寄りの金融機関か所轄の税務署の窓口で納付する必要がある。また、窓口ではクレジットカードによる納付は出来ない。
法定期限内に当サイトにおいて納付手続きが完了していれば、クレジットカード利用代金の引き落とし日が法廷納期限よりも後になった場合でも延滞税は発生しない。
納付手続きが完了すると納付手続きを取り消すことは出来ない。納付手続き完了後にその納付手続きにより納付済みになった国税は、納税の猶予などを受けることが出来ない。
クレジットカード納付をしてから、納付済みの納税証明書の発行が可能となるまで3週間程度かかる場合がある。
納付税額に応じた決済手数料がかかる。最初の1万円までは76円(税別)で以後1万円超えるごとに76円(税別)が加算されていく。分割、リボ払いも利用出来るが、各カード会社の定める手数料が発生することがある。
これらの注意事項に同意出来たら『上記の注意事項を確認しました』の項目をクリックしてチェックマークを入れよう。
また、利用出来るクレジットカードは以下のいずれかのマークがついているものになる。日本国内でクレジットカードを保有している人なら、どれか1つは絶対に持っていると思う。銀聯とか使ってる人はほぼいないと思うし。
VISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club、TS3
ちなみに、ご利用に当たっての注意事項の真下にある『こちらから決済手数料の試算ができます。納付税額を入力してください。』の機能を活用すれば、納付税額を入力するだけ、どのくらいの手数料が発生するのか瞬時に確認することが出来る。
例えば、納付税額が100万円だとしたら、決済手数料が8,208円発生することが分かる。そして納付税額に決済手数料を上乗せした額が今回クレジットカードで納付する金額になる訳だね。
100万円で8,208円・・・相当な手数料だけど、ポイント還元率が高いクレジットカードで支払えば手数料を払う価値もありそう。
例えば、楽天カードならポイント還元率は1%だから、100万円の納税をすれば1万円分のポイント手に入れることが出来る。つまり、10,000 - 8,208 = 1,792で約1,800円分お得になる訳だね。
今回は予定納税(申告所得税及復興特別所得税)を納付する方法を紹介していく訳だけど、他にも納付できる税目は沢山ある。
クレジットカード納付に興味がある人は是非目を通しておいて欲しい。
| 申告所得税及復興特別所得税 | 消費税及地方消費税 | 法人税 |
| 法人税(連結納税) | 地方法人税 | 地方法人税(連結納税) |
| 相続税 | 贈与税 | 源泉所得税及復興特別所得税(告知分) |
| 源泉所得税(告知分) | 申告所得税 | 復興特別法人税 |
| 復興特別法人税(連結納税) | 消費税 | 酒税 |
| たばこ税 | たばこ税及たばこ特別税 | 石油税 |
| 石油石炭税 | 電源開発促進税 | 揮発油税及地方道路税 |
| 揮発油税及地方揮発油税 | 石油ガス税 | 航空機燃料税 |
| 登録免許税(告知分) | 自動車重量税(告知分) | 印紙税 |
少し話が逸れたけど『上記の注意事項を確認しました』にチェックマークを入れたら、ページの1番下にある『同意』をクリックして欲しい。
同意をクリックして納付情報の入力ページに進んだら、以下の項目を上から順に入力していこう。
- 氏名漢字(全角30文字以内)
- 氏名カナ(半角60文字以内)
- 郵便番号(半角数字7桁)
- 都道府県市区町村(30文字以内)
- 番地(30文字以内)
- 建物名(30文字以内)
- 電話番号(半角数字)
- 整理番号(半角数字8桁)
- 納付先税務署(郵便番号から検索)
- 納付税目(申告所得税及復興特別所得税を選択)
全て入力が終わったら『次へ』をクリックしよう。
整理番号は所得税及び復興特別所得税の予定納税額の通知書の右上部分に記載されているよ。
申告所得税及復興特別所得税を選択すると、課税期間、申告区分、本税、加算税、重加算税、利子税、延滞税、合計額の項目が表示される。
延滞などしていない人、普通に期間内に納付する場合は、課税期間、申告区分、合計額の3つだけを入力、選択すればOKね。
今回は予定納税の1期分を収めたいから、申告区分は『予定1期』を選択。後は本税と合計額を間違えないように入力するだけ。延滞などがない人は本税と合計額が同じ金額になるからね。
予定納税の1期分は7月1日~7月31日、2期分は11月1日~11月30日の間に支払うこと。
クレジットカード情報の入力画面に進んだら、クレジットカード情報を入力する前に、利用者情報と納付内容をしっかり確認しておこう。
確認が終わったらクレジットカード情報にある、カード番号、有効期限、支払方法、セキュリティコードを入力しよう。納付手続完了メールと納付手続完了メール(再)は入力してもしなくてもOK。必須項目ではないからね。
クレジットカード情報の入力が終わったら『次へ』をクリックしよう。
手続内容の確認ページに進んだら、利用者情報、納付内容、クレジットカード情報の全てに間違いがないか確認しよう。
問題なければ『納付』をクリックしよう。
クレジットカード納付を行います、納付手続の取消しはできません。この納付手続により納付済となった国税については、納税の猶予等を受けることはできません。よろしいですか?というメッセージ画面が表示されたら『はい』を選択しよう。
納付手続の完了画面に進んだら、納付の際にメールアドレスを入力した人は、国税から納付手続き完了のお知らせが来ているか必ず確認して欲しい。
こんな感じのメールだね。下にスクロールすると納付額、決済手数料、お支払額などの情報を確認することが出来る。
メールの内容を確認したら、今度は先程の納付手続の完了画面に戻り、ページの1番下にある『印刷』をクリックしよう。
印刷をクリックすると印刷画面が表示されるから、左上にある『印刷』をクリックしよう。プリンターをセットしている場合はこれで印刷をすることが出来る。
面倒くさがらず、納付したことの証明を残しておくために、印刷は必ずしておこう。
最後に
クレジットカード納付は確かに便利なんだけど、決済手数料が少々高いのと、毎回納付手続きをしなきゃいけないのが面倒だね。一度セットしたら次回からもクレジットカード納付が自動的に出来るようになれば良いのに。
それから口座振替と違って手入力で金額を入力することになるから間違いが生じやすくなるかな。整理番号を入力したら、自動的に金額も読み取ってもらいたいところなんだけど。
クレジットカード納付が出来るようになったのは素直に嬉しいんだけど、まだまだ完全じゃないかなって感じはするね。

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