最近になってようやく住民税をクレジットカードで納付出来るようになった。クレジットカードはつい最近ポッと出て来たものではないので、なぜ今まで対応していなかったんだろう、とむしろ不思議なくらいなんだけどね。
今回の記事では、Yahoo!JAPANの公金支払いを使い、クレジットカードで住民税を納付する方法を詳しく紹介していくね。
事前に確認しておくこと
今回のクレジットカードで住民税を納める方法を紹介していく訳だけど、その前にYahoo!JAPANの公金支払いを使い税金を納めるメリットについてお話していくね。
- 24時間いつでも利用可能
- クレジットカードのポイントが貯まる(分割も可)
- Tポイントが使える
税金を納めることで決済手数料が発生してしまうけど、決済手数料よりクレジットカードのポイントの還元率が上回っていればお得ということになるよね。逆に決済手数料よりポイント還元率が下回っていれば損になる。
だけど、クレジットカードの実績作りにもなるから、目的によっては多少負担してでも払う価値はあると思うな。
納税者が負担する手数料については以下のテーブルを参考にして欲しい。
納付金額 | 納税者手数料 |
~10,000円 | 0円 |
10,001~20,000円 | 108円(税込) |
20,001~30,000円 | 216円(税込) |
30,001~40,000円 | 324円(税込) |
40,001~50,000円 | 432円(税込) |
以降10,000円増える毎に | 108円(税込)ずつ加算 |
1,000,000円 | 10,692(税込) |
利用可能なクレジットカードは以下の通り。日本人であれば、VISA、JCB、MasterCard、ダイナース、アメックスのいずれかのカードは保有していると思うからこれに関しては特に心配はいらないと思う。
VISA、MasterCard、JCB、Diners Club、AMERICAN EXPRESS、SAISON CARD、TS3、UC・・・これらのロゴがカードに付いていればOK。
クレジットカードの準備が出来たら、次に自分の地域がクレジットカードで住民税を納めることが出来るかどうか確認しておく必要がある。
まずは『YAHOO!JAPAN公金支払い』にアクセスして欲しい。

アクセスしたら、左サイドバーにある『税目・税金名から探す』の中から『住民税』をクリックしよう。

すると都道府県が表示される。
と言っても、全ての都道府県が表示されている訳でなく、クレジットカードで住民税を支払うことが出来る都道府県のみ表示される。
この時点で自分が住んでいる都道府県が見当たらない場合は、残念ながらYahoo!JAPANの公金支払いで住民税を納付することは出来ないからね。
Yahoo!JAPANの公金支払いを使いクレジットカードで住民税を納付出来る都道府県は以下の通り。全部で27の都道府県に対応している。(2017年7月時点)
北海道 | 宮城県 | 山形県 |
茨城県 | 栃木県 | 群馬県 |
埼玉県 | 千葉県 | 東京都 |
神奈川県 | 山梨県 | 新潟県 |
富山県 | 長野県 | 岐阜県 |
静岡県 | 愛知県 | 三重県 |
滋賀県 | 大阪府 | 兵庫県 |
鳥取県 | 岡山県 | 山口県 |
佐賀県 | 長崎県 | 沖縄県 |
ちなみに、ここに表示されているからと言って、自分が住んでいる市区町村が住民税の支払いに対応しているとは限らない。

試しに神奈川県をクリックして確認してみると、相模原市、厚木市、湯河原町の3つしか対応していない。しかも特別徴収に対応しているのが相模原市だけ!!
正直少なすぎるね。幸運なことに俺が住んでいる相模原市は住民税を納めることが出来るみたい。
Yahoo!JAPANの公金支払いを使いクレジットカードで住民税を納付出来る市区町村は以下のテーブルにまとめておくね。(2017年7月時点)
北海道 | |
札幌市 | 市民税、道民税(普通徴収) |
各寄市 | 市道民税(普通徴収) |
根室市 | 市道民税(普通徴収) |
千歳市 | 市道民税(普通徴収) |
恵庭市 | 市道民税(普通徴収) |
俱知安町 | 町道民税(普通徴収) |
余市町 | 町道民税(普通徴収) |
鷹栖町 | 町道民税(普通徴収) |
新ひだか町 | 町道民税(普通徴収) |
浦幌町 | 町道民税(普通徴収) |
弟子屈町 | 町道民税(普通徴収) |
宮城県 | |
蔵王町 | 町県民税(普通徴収) |
大河原町 | 町県民税(普通徴収) |
山形県 | |
山上市 | 市県民税(普通徴収) |
福島県 | |
いわき市 | 市県民税(普通徴収) |
須賀川市 | 市県民税(普通徴収) |
茨城県 | |
水戸市 | 市県民税(普通徴収) |
日立市 | 市県民税(普通徴収) |
石岡市 | 市県民税(普通徴収) |
龍ヶ崎市 | 市県民税(普通徴収) |
下妻市 | 市県民税(普通徴収) |
常総市 | 市民税、県民税(普通徴収) |
取手市 | 市県民税(普通徴収) |
鹿嶋市 | 市民税、県民税(普通徴収) |
守谷市 | 市県民税(普通徴収) |
坂東市 | 市民税、県民税(普通徴収) |
神栖市 | 市県民税(普通徴収) |
行方市 | 市県民税(普通徴収) |
つくばみらい市 | 市県民税(普通徴収) |
小美玉市 | 市県民税(普通徴収) |
美浦村 | 村県民税(普通徴収) |
境町 | 町県民税(普通徴収) |
栃木県 | |
鹿沼市 | 市県民税(普通徴収) |
小山市 | 市県民税(普通徴収) |
那須塩原市 | 市県民税(普通徴収) |
さくら市 | 市県民税(普通徴収) |
那須町 | 町県民税(普通徴収) |
群馬県 | |
前橋市 | 市県民税(普通徴収) |
高崎市 | 市県民税(普通徴収) |
伊勢原市 | 市県民税(普通徴収) |
埼玉県 | |
戸田市 | 市県民税(普通徴収) |
入間市 | 市県民税(普通徴収) |
志木市 | 市県民税(普通徴収) |
新座市 | 市民税、県民税(普通徴収) |
久喜市 | 市県民税(普通徴収) |
北本市 | 市県民税(普通徴収) |
日高市 | 市民税、県民税(普通徴収) |
千葉県 | |
市川市 | 市県民税(普通徴収) |
船橋市 | 市民税、県民税(普通徴収) |
館山市 | 市県民税(普通徴収) |
成田市 | 市県民税(普通徴収) |
柏市 | 市民税、県民税(普通徴収) |
流山市 | 市県民税(普通徴収) |
富里市 | 市県民税(普通徴収) |
東圧町 | 町県民税(普通徴収) |
横芝光町 | 町県民税(普通徴収) |
東京都 | |
江東区 | 特別区民税、都民税(普通徴収) |
世田谷区 | 特別区民税、都民税(普通徴収) |
荒川区 | 特別区民税、都民税(普通徴収) |
豊島区 | 特別区民税、都民税(普通徴収) |
足立区 | 特別区民税、都民税(普通徴収) |
葛飾区 | 特別区民税、都民税(普通徴収) |
立川市 | 市都民税(普通徴収) |
武蔵野市 | 市都民税(普通徴収) |
昭島市 | 市都民税(普通徴収) |
小平市 | 市都民税(普通徴収) |
国分寺市 | 市都民税(普通徴収) |
西東京市 | 市都民税(普通徴収) |
神奈川県 | |
相模原市 | 市県民税(普通徴収、特別徴収) |
厚木市 | 市民税、県民税(普通徴収) |
湯河原市 | 町県民税(普通徴収) |
山梨県 | |
富士吉田市 | 市県民税(普通徴収) |
韮崎市 | 市民税、県民税(普通徴収) |
笛吹市 | 市県民税(普通徴収) |
甲州市 | 市県民税(普通徴収) |
新潟県 | |
湯沢町 | 町県民税(普通徴収) |
富山県 | |
砺波市 | 市県民税(普通徴収) |
射水市 | 市県民税(普通徴収) |
長野県 | |
須坂市 | 市県民税(普通徴収) |
白馬村 | 村県民税(普通徴収) |
山ノ内町 | 町県民税(普通徴収) |
岐阜県 | |
美濃加茂市 | 市県民税(普通徴収) |
各務原市 | 市県民税(普通徴収) |
可児市 | 市県民税(普通徴収) |
下呂市 | 市県民税(普通徴収) |
御嵩町 | 町県民税(普通徴収) |
静岡県 | |
焼津市 | 市県民税(普通徴収) |
藤枝市 | 市県民税(普通徴収) |
愛知県 | |
瀬戸市 | 市民税、県民税(普通徴収) |
春日井市 | 市民税、県民税(普通徴収) |
安城市 | 市県民税(普通徴収) |
蒲郡市 | 市県民税(普通徴収) |
長久手市 | 市県民税(普通徴収) |
三重県 | |
松阪市 | 市県民税(普通徴収) |
鈴鹿市 | 市県民税(普通徴収) |
亀山市 | 市民税、県民税(普通徴収) |
いなべ市 | 市県民税(普通徴収) |
明和町 | 町県民税(普通徴収) |
滋賀県 | |
東近江市 | 市県民税(普通徴収) |
大阪府 | |
豊中市 | 市府民税(普通徴収) |
箕面市 | 市府民税(普通徴収) |
兵庫県 | |
西宮市 | 市県民税(普通徴収) |
相生市 | 市県民税(普通徴収) |
赤穂市 | 市県民税(普通徴収) |
川西市 | 市県民税(普通徴収) |
宍粟市 | 市県民税(普通徴収) |
たつの市 | 市県民税(普通徴収) |
多可町 | 町県民税(普通徴収) |
太子町 | 町県民税(普通徴収) |
佐用町 | 町県民税(普通徴収) |
鳥取県 | |
米子市 | 市県民税(普通徴収) |
三朝町 | 町県民税(普通徴収) |
大山町 | 町県民税(普通徴収) |
岡山県 | |
総社市 | 市県民税(普通徴収) |
山口県 | |
長門市 | 市県民税(普通徴収) |
佐賀県 | |
佐賀市 | 市県民税(普通徴収) |
鳥栖市 | 市県民税(普通徴収) |
長崎県 | |
波佐見町 | 町県民税(普通徴収) |
沖縄県 | |
石垣市 | 市県民税(普通徴収) |
竹富町 | 町県民税(普通徴収)、 町、県民税(特別徴収) |
Yahoo!JAPANの公金支払いを使い
クレジットカードで住民税を納付する方法
いよいよここからはクレジットカードで住民税を納付する方法を紹介していく。必ず手元に市民税、県民税(普通徴収)などの通知書を用意しよう。
住民税の通知は毎年5月~6月にかけてくるみたい。自分の場合は6月の中旬辺りに届いたよ。

通知書を用意したら『こちら』にアクセスして、左サイドバーにある税目・税金名から探すの中から『住民税』をクリックして欲しい。

住民税をクリックしたら、自分が住んでいる都道府県を選択しよう。今回は神奈川県を選択する。

都道府県を選択したら、自分が住んでいる市区町村を選択しよう。今回は『相模原市 市県民税(普通徴収)』を選択する。

すると、お支払い手順のページに進むことが出来る。
どのくらい手数料がかかるのか気になる人は、手数料・支払額シミュレーターを使って、手数料を確認しておこう。税額に納付する住民税の額を入力すれば、手数料が自動的に算出されるからね。

手数料を確認したらページを1番下までスクロールさせて『手数料・注意事項を確認の上、同意する』にチェックマークを入れてから『お手続きはこちら』をクリックして欲しい。
Yahoo!公金支払いのトップページで選択する対称費目は必ず手元の納付書と同一のものを選択する。入力終了後確認画面が表示されるから、手元の納付書と照らし合わせて間違いがないことを必ず確認し『支払う』のボタンをクリックすること。
納付出来る金額は300,000円(別途決済手数料3132円(税込))まで。また、クレジットカードの限度額を超える支払いは出来ない。
納付書の左下にバーコードがないものは使用出来ない。また、納付書に記載されている納期限を過ぎたものは使用出来ない場合がある。
クレジットカードの利用代金のお支払いは、カード発行会社の会員規約に基づくお支払いとなる。カード会社によって、支払日が異なるので注意すること。
支払い手続き完了後に利用者の事情で一度完了した支払い手続きをキャンセルすることは出来ない。支払いに際しては入力された情報に誤りがないことを何度も確認すること。

お手続きはこちらをクリックすると、ヤフーのログイン画面に進むことが出来る。既にアカウントを持っていてログイン状態になっている場合は、パスワードを入力して『ログイン』をクリックするだけでOKだよ。
ヤフーのアカウントを持っていない場合は『こちら』から事前にアカウントの作成をしておくこと。

納付番号、確認番号を入力の画面に進んだら『納付番号』と『確認番号』をそれぞれ入力しよう。納付番号は18桁。確認番号は6桁。
どちらも通知書に記載されている。納付番号に関しては18桁と凄く長い入力になるから間違えないように注意すること。

納付番号と確認番号は通知書の左上に記載されている。口座記号番号と納付税額の真下だね。

納付番号と確認番号の入力が終わったら、ページ下部にある『次へ』をクリックしよう。

支払情報の画面に進んだら、納付金額、決済手数料(税込)に間違いがないか、住民税の通知書とよく照らし合わせて欲しい。納付金額が一致していればOK。
一致していない場合は、一度前の画面に戻り納付番号と確認番号を再度入力し直して欲しい。
と言っても、納付番号と確認番号が一致していなければ正常に納付金額が表示されないから、間違えている場合は納付金額を見る前に気付くと思う。
納付番号と確認番号が他の人の住民税の通知書と一致するケースなんて奇跡が起こらない限りありえないことだしな。

続いて支払いについて。ここでは住民税の支払いにTポイントを使うか、また、住民税の納付に利用するクレジットカードを選択していく。
今回はTポイントを利用しないから『利用しない』を選択する。また、クレジットカードは登録済みとは別のものを使用していくから『ほかのクレジットカード』を選択するね。
お支払い区分に関しては『一括払い』『リボ払い』『分割払い(3~12回)』の中から選択することが出来る。今回は一括払いを選択する。

ほかのクレジットカードを選択すると、支払いについての項目の下にほかのクレジットカードのメニューが表示される。カード番号、お支払い区分、有効期限、セキュリティコードをそれぞれ入力していこう。

入力が完了したら、ページ下部にある『次へ』をクリックして欲しい。また、次回納付のお知らせメールを受け取りたい場合は、お知らせメールにチェックマークをいれておこう。
カード利用日が1日~15日の場合は翌月7日以降に発行可能。カード利用日が16日~末日の場合は翌月19日以降に発行可能となる。また、納付書ごとに納付手続きが必要になり、継続的なクレジットカード払いに設定することは出来ない。

内容尾を確認の画面に進んだら、最後にもう一度『納付番号』『確認番号』『納付金額』『支払い方法』などに間違いがないか確認しておこう。

確認が終わったら『支払う』をクリックして欲しい。
支払いのボタンをクリックするまで手続きは完了しない。決済は納付番号ごとに行われるため、決済完了までに30秒程度時間がかかる場合がある。支払うボタンを続けて2回以上押さないようにすること。

手続きが完了すると1件中1件の決済に成功しました。このページを印刷して保管することをおすすめします。というメッセージが表示される。
念のためこのページは印刷しておこう。ページ下部にある『印刷モード』をクリックすると印刷画面を開くことが出来るよ。

ちなみに、印刷し忘れたとしても、Yahoo!公金支払いのトップページから『支払い履歴』を選択すると、今までの支払い履歴を全て確認することが出来るし、ここから印刷することも出来るからね。

納付が完了すると、Yahoo!公金支払いから支払手続き完了のお知らせメールが届く。
最後に
確かに、クレジットカードで住民税を納付出来るのはとても便利なんだけど、所得税とかと同じように継続的な支払いに設定することが出来ないのはどうにかならないものなのかと思ってしまう。
どうしてもクレジットカード会社に支払う手数料が高すぎるから、使い道としては一時的に住民税の支払いを先延ばしにしたい時とか、クレジットカードの実績を積み重ねたい時くらいかなと。
この決済手数料を上回るポイント還元率を実現しているクレジットカードはほとんどないだろうからね。
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