どうもモニターの調子が悪い。ここ4年間くらいデュアルディスプレイでやりくりしてきたんだけど、そろそろ変え時なのかな。と最近ずっと思ってて、モニターをAmazonで見ていたら『ウルトラワイドモニター』という何やら凄そうなものを見つけた。
一目見た瞬間から惚れていたんだけど、俺が欲しいLGの『34UC88-B』という型番は10万円前後するため、なかなか購入に踏み切れなかった。
だけど、ついに勇気を出して10万円するウルトラワイドモニターを購入してみたよ。
購入してから冷静に考えてみても、やっぱり10万円のモニターって普通じゃないよな・・って思ってるわ。
この記事の目次
ウルトラワイドモニターを購入した経緯
ウルトラワイドモニターと言っても、今や様々なメーカーから登場してるものだから、どれを買うのか凄く悩んだ。
まあ、結局最初にいいな~と思ったものを購入することになったんだけれどね(笑)
購入したのは冒頭でも少し話したけど、LGの『34UC88-B』という型番。同じシリーズの中で最も優秀なモデルのモニターだね。
1番安い25型のスタンダードスタイルだと、Amazonで22,000円前後で購入出来るんだけど、俺が購入した34型のカーブモデルは最も値段が高く、なんと95,000円もするから驚きなんだよね。
モニターって今の時代、23型とかでも2万円しないで買うことが出来るし、俺は今までモニターに2万円以上出したことがなかったから、いくら欲しいと言っても10万円はちょっとな~って最初は思ってた。
じゃあなんで購入したのか気になるよね?俺が購入しようと思った決め手になったのは大きく分けて5つ。
- 4K画質がどれくらい綺麗か体感しかった
- モニター2つではなく1つの大きなモニターにしたかった
- Amazonのレビューが高評価だった(★4つ越え)
- 使っているモニターが最近不調だった
- カーブしてるデザインがかっこいいと思ったから
今まで使っていたモニターはFullHDだったし、何よりモニターが2つあることに煩わしさを感じるようになってきてたからね。
デュアルディスプレイは、凄く便利でシングルモニターと比較にならないくらい作業に集中出来るようになるから、今までデュアルからシングルに戻そうという発想がなかった。
だけど、LGのウルトラワイドモニターなら画面の分割機能もあるから、これならデュアルにしなくてもいけるんじゃない?と考えを改めるようになった。
まあ、最終的な決め手はモニターの不調なんだけどね(笑)2つの内、1つのモニターがPCを起動してから30分~1時間くらいしないと付かなくなってしまったんだよね。
その他にも、モニターに青い粒々が表示されるようになったりね・・・。これはPCを買い替えたら直ったから、結果としてモニターは関係なかったんだけど。
購入したウルトラワイドモニターの詳細
以下Amazonの商品ページから引用。(34インチのみ)
サイズ(縦横比) 34インチ曲面型(21:9) 34インチ(21:9) 34インチ(曲面型21:9) 解像度 2560×1080 3440×1440 3440×1440 有効表示領域(mm) 799×335 800×335 800×335 パネル IPS IPS IPS 表示色 約 1,677万色 約 10.7億色 約 10.7億色 接続端子 HDMI(x2)/DisplayPort HDMI(x2)/DisplayPort HDMI(x2)/DisplayPort スピーカー × 7W+7W 7W+7W FreeSync ○ ○ ○ 外形寸法(mm) 831×450-570×280 830×429-549×252 818×448-568×252 特長 144Hz対応ゲーム特化モデル 34″UltraWide 高解像度の上級者モデル 34″曲面型UltraWide
右にいくほどスペックが高くなるよ。俺が購入したのは、一番右の34インチの曲面型UltraWideのやつね。
これ以外に34インチの曲面型モデルがあるけど、解像度が低かったり、スピーカーがなかったり、表示色が少なかったり、最上位モデルと比較すると明らかに劣っているのが分かると思う。
開封の儀
届いたから開封してみるよ。

外箱はこんな感じ。ダンボールじゃなくてメーカーの外箱のまま運ばれてきたよ。
34型とあって横幅がかなりある。80㎝越えだから配達の人も凄く持ちにくそうにしてた。重くはないんだけどね。

箱を開けるとモニター、HDMLケーブル×2、電源コンセント、スタンド、説明書、保証書が入っている。
スタンドが思いのほか大きいから、俺のようにモニターアームでモニターを取り付けようと考えている人は保存場所で困るかもしれないね。
当たり前だけど、HDMIケーブルがちゃんと入ってて安心した。しかも2つ(笑)
それから、モニターの裏側には保護シートが貼ってあるんだけど、画面表面には保護シートが貼られていないから、設置するときにいきなり傷を付けないように注意した方が良いね。
画面分割機能が凄すぎる

OnScreen Controlというソフトを送付されているCDからインストールすると、画面の設定を変えることが出来る。これがめちゃくちゃ便利。

インストールするとこんな感じで、OsScreen Controlの設定画面を開けるようになる。
Monitor Controlでは、音量、明るさ、コントラスト、画面サイズ、ピクチャーモード、SMART ENERGY SAVING(省電力モード)、応答速度、FreeSynkの設定が弄れる。
色合いは購入時のままで十分だし、画面サイズは下手にシネマモードとかにすると画面比率がおかしくなるから、基本は弄らないでOK。
個人的にはデフォルトのままだと、画面が明るすぎたから『明るさ』を100から75に変更したくらいかな。

OnScreen Controlの真骨頂。画面分割機能。画面上のウィンドウを自動的に分割して表示してくれる素晴らしい機能。これのためにウルトラワイドモニターを購入したといっても過言ではない(笑)
購入時は『オフ』になっているけど、これだけ大きなモニターだからそのままの状態では宝の持ち腐れ。
個人的には『4画面(均等)』がおすすめ。4画面だけど実は2画面にすることも出来るから、同時に『2画面(1:1)』のモードも兼ね備えている状態なんだよね。

実際に4分割するとこんな感じになるよ~。

設定ではオートスタート、自動スタート、Windowsのテキストサイズの調整、解像度の調整が出来る。
解像度の調整はWindowsの『ディスプレイ設定』でも出来るからなくても良いんだけど、テキストサイズの調整はありがたいね。
大きな画面なだけにデフォルトのままでは文字が小さすぎる!って人も中にはいると思うからね。個人的には125%か150%がおすすめかな。
大きくしすぎると逆に文字がぼやけて見づらくなることもあるからほどほどにね。とりあえず、250%はでかすぎでーす(笑)
OnScreen Controlは無敵の機能だけど、1つ言わせて欲しい。
CDがビニール袋の中に裸で入っているのはなぜ?10万円もするモニターに対して、なぜケースに入れるという発想がなかったのか謎だわ。
万が一何かの拍子にCDの読み取り部分に傷がついて、OnScreen Controlがインストール出来なかったら、LG側としても手間になるだけだと思うんだけどな~。
同梱されているスタンドはあまり良くない?
モニターアームに取り付ける前に、純正のスタンドがどんな感じなのか試してみたかったけど、写真を撮りながらレビューをしながらするのが途中で面倒になってしまって、これについては俺自身試していない。
だけど、Amazonのレビューでスタンドが少し安定しないという内容を何件か見かけたよ。俺は事前にそのレビューを見ていたこともあり、購入する前から絶対スタンドは使わない。と決めていた。
スタンドはかなり大きいし、テーブルに余裕がないと置くことが出来ないデメリットもあるんだよね。
その点モニターアームなら、アームを取り付ける場所さえあれば、モニターを空中に浮かすことが出来るから、テーブルのスペースが関係なくなる素晴らしい一面があるよ。

俺が購入したモニターアームは『エルゴトロン LXデスクマウントモニターアーム』ってやつだね。16,300円もしたけど、以前デュアルモニター用に購入したアームとは機能性が段違い。
これでもか!ってくらい色々なところを曲げることが出来るし、画面の回転や角度調整、上下移動も一回取り付けてしまえば楽々出来てしまう。
Amazonのレビューを見ると、取り付けるまでが大変!!と言っている人もいたけど、実際は他のモニターアームの取り付けと何ら変わらず、説明書もあるから簡単だったよ。
シルバーとホワイトのデザインがある。シルバーの方が人気みたいだけど、ホワイトもなかなか良いデザインだからどっちにするか迷ったわ。
いずれにしても中途半端に5,000円くらいのアームを買うくらいなら、いっそのことエルゴトロンのアームを購入した方が後悔しないと思うよ。
心配な人のために10年保証もあるからね!モニターアームで10年保証とか他で聞いたことがないよ!
結局デュアルディスプレイとどっちが良いのか
正直なところ、今のところデュアルモニターの方が全然使いやすい。
やはり、モニター2個と大きなモニターを1つで分割して使うのは全然感覚が違うね。デュアルディスプレイの偉大さが今更ながら理解できた気がする。
単純に前使ってたモニターが23型×2だったから、画面の大きさもデュアルの時の方が優秀だしな。
とはいえ、慣れたらデュアルディスプレイと変わらないくらい使いやすくなるはず。
あくまでも慣れたらの話ね。デュアルを使っている人は、わざわざウルトラワイドモニターにする必要はない気がするなー。
正直、もう1つモニターあったらなーとか思っちゃうもん。どんなに大きなモニターでもデュアルの利便性には適わないんだろうな。
ウルトラワイドモニター2つなら最強なんだけどな。もしかしたら数年後とかにウルトラワイドモニターの25型とかを追加で購入してるかもしれない(笑)
※結局シングルモニターに耐え切れず、前のモニター(23型かな)と合わせてデュアルにして使うことにした。


シングルとデュアルの比較画像。やっぱりデュアルの方が全然使いやすい。作業スペースが1つ出来るってホントありがたいことなんだな・・・。
LG以外のウルトラワイドモニター
LG以外のウルトラワイドモニターを紹介しておく。
DELL(U3415W)

曲面モニタだけど、カーブの仕方がLG製のものより甘いみたい。アスペクト比は21:9。解像度は3440×1440。この辺は言うことなしだね。
Appleを意識しているのかもしれないけど、モニターのフレームが黒いからかスタンドが安っぽく見えてしまうな~。
使用していると突然画面が真っ暗になり、その後、店頭、真っ暗を2秒間隔くらいで繰り返す不具合が報告されているみたい・・・怖いね。
それから画面の焼き付きを気にする人はあまりおすすめできないかな。一回焼き付いても暫く(数週間)放置すれば完全に消えるみたいだけど。
iiyama(XUB3490WQSU-B1)

カーブモデルがない。平面型のみ。解像度は3440×1440。正面にあるiiyamaのロゴが小さくて目立たないのが良いね。
SONYとかPanasonicなら大きくても構わないんだけど、iiyamaはちょっと格好悪いからね・・・。
スピーカーは内蔵されているけど、モニター後面にあるため、クリアには聞こえない。音にこだわりがない人でも別のスピーカーを用意した方が絶対良い。
同じサイズのLG製のカーブモデルより1万円以上高いのが気になるかな。
ASUS(PG348Q)

ノングレア。解像度は3440×1440。一応カーブしてるみたいだけど、商品画像ではあまり伝わってこないね。
他社で同じサイズのウルトラワイドモニターが8~10キロくらいに対し、ASUSのウルトラワイドモニターは16キロ。さすがに重たすぎじゃない?
重たすぎる原因は付属のスタンドみたい。重すぎると移動する時や掃除する時にめちゃくちゃ大変だから、別途でモニターアームを購入した方が良さそうだね。
値段はAmazonで25%OFFになっていてようやく165,000円台。モニターにここまでお金が出せる人はなかなかいないかもね。
Aser(Z35bmiphz )

歪曲モデル。解像度は2560×1080だから4Kには対応していないね。ノングレアのVA液晶。せっかくウルトラワイドモニターなのに、視野角が狭いVA液晶なのはちょっとな~;
9W+9WのDTS Soundのスピーカーが内蔵されているから、別途でスピーカーがなくても一応は大丈夫。
これはこのモニターだけに言えることじゃないけど、ウルトラワイドモニターは、FPSでの当てやすさが尋常じゃないくらいに上がるらしい。
赤と黒のデザインのモニターとスタンドがめちゃくちゃかっこいいわ。
だけど、13万円はやっぱり高い。LG製のウルトラワイドモニターを9万5千円で購入した時でさえ、かなり勇気を振り絞ったのに。
BenQ(XR3501 )

ノングレア液晶。35インチの歪曲パネル。解像度は2560×1080だからLGやiiyama製のものより劣るね。それと、商品画像を見る限りだとあまりカーブしているようには見えない・・・。
21:9ワイドに対応しており、今まで見えなかったシーンも表示できるようになり、臨場感溢れるゲームプレイを楽しむことが出来る。(21:9ワイドに対応しているゲームのみ)
使ってみた感想
まず使ってみて一番実感したのはデュアルモニターの代わりにはならないということかな。画面分割機能があるからデュアルの代わりになるかな~と思ったけど、完全に考えが甘かった。
内蔵のスピーカーは個人的に全然使い物にならないと思ってる。
Harman/KardonのSOUNDSTICKⅢを使ってるんだけど、これと比べると内蔵スピーカーでは聞こえない音が沢山あるのがよく分かるよ。
Amazonのレビューにモニタアームを付けると、HDMI端子が埋まって使えなくなる。みたいなことが書いてあったけど、これは全くの嘘で、アームを付けても全ての端子を使うことが出来るから安心してね。
それから外観の評価だけど、これは凄く気に入ってる。単純な黒のフレームが多い中、シルバーのフレームで覆われてるから高級感抜群。
背面は黒く光沢があって、悪く言えば指紋が付きやすいデザインなんだけど、触った後は眼鏡拭きとかで拭けば問題ないしな。
それと、俺は付属のスピーカーじゃなくて、モニターアームを別途で購入して取り付けたんだけど、34インチという大きさもあり、1人で取り付けるのは結構大変かも。
エルゴトロンなら、取り付ける部分を上に向けてそこにモニターを置いて、下からネジを絞めれば良いんだけど、安いモニターアームだとそうもいかないからね。
正直、不満な部分が全くない訳じゃないし、10万円という高い買い物だったけど、購入する前に妄想していた夢は大体叶ったから、結果として凄く満足してる!!
とにかく期待していたカーブの曲線美が想像以上に綺麗で見ているだけで癒される(笑)
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