CDやDVDは音楽を保存したり動画を保存するもので、データを書き込むにはUSBフラッシュドライブやハードディスクが必要だ。と勘違いしている人はいないだろうか?
実は、CDやDVDにもデータを書き込むは出来る。
一般的に量販店などで販売されているCD-Rは、700MB(フラッシュドライブ化にすると574MB、DVDは4.38GB)まで保存することが出来るから、音声ファイルや画像を保存するだけなら十分すぎるほどの容量なんだよね。
今回は、CDやDVD(CD-R、CD-RW、DVD、DVD-RWなど)のディスクにデータを書き込む方法を詳しく紹介していくよ。
CD/DVDディスクにデータを書き込む方法

まずは、CD-RやDVD-Rなど、これからデータを書き込んでいくディスクを用意しよう。ちなみにCD-Rであれば、Amazonで50枚入りが1,000円前後で購入することが出来るよ。
50枚×700MBだから、一気に35GBのデータを書き込むことが出来る。外付けハードディスクに比べるとめちゃくちゃ高いから、わざわざデータを書き込むだけのために購入する必要はないかなと。

書き込むディスクを用意したら、PCのドライブに挿入しよう。挿入方法はPCによって異なるから、上の画像と同じとは限らないよ。

次に『PC』(旧名:マイコンピューター)を開こう。(『エクスプローラー』→『PC』をクリック。)
PCの画面を開いたら、CDやDVDなどのディスクを挿入したドライブをダブルクリックしよう。
今回俺が挿入したドライブは『BD-REドライブ(D:)』。PCの画面を開けば、空き領域が700MBくらいのドライブが新しく出現してるからすぐに分かると思う。

ダブルクリックすると『このディスクをどの方法で使用しますか?』というメッセージが表示される。
ここでは、ディスクのタイトルを入力(初めは今日の日付が入力されている)してから『USBフラッシュドライブと同じように使用する』を選択し『次へ』をクリックしよう。
ここで『CD/DVDプレーヤーで使用する』を選択すると、データを一度書き込むと編集や削除が出来なくなってしまう。その代り、Windows以外の機器でも読み込むことが出来るメリットもあるけど。

USBフラッシュドライブと同じように使うには、必ずフォーマットが必要になる。ここではフォーマットを続行するために『はい』を選択しよう。

フォーマットには20~30分くらい時間がかかる。途中で停止させたりすることは出来ない。

フォーマットが終わったら改めて、ディスクを挿入したドライブを開こう。後は画像なり、音楽なり、動画なり好きなファイルをドラッグ&ドロップで追加していくだけだよ。

それか、書き込みたいファイルを選択して、右クリックから『送る』→『ディスクを挿入したドライブ』からでもファイルを追加していくことが出来るからね。
CD/DVDプレーヤーで使用するを選択した場合
CD/DVDプレーヤーを選択した場合の書き込み方法も紹介しておくね。

ディスクを挿入したドライブを選択すると、このディスクをどの方法で使用しますか?という画面が表示される。ここまではさっき説明した通りだね。
今回は『CD/DVDプレーヤーで使用する』を選択して『次へ』をクリックしよう。

すると、すぐにドライブを開くことが出来るから、書き込みたいファイルをドラッグ&ドロップで追加していこう。最初からある『desktop.ini』という構成ファイルは絶対に削除しないでね。

追加したら管理タブを選択し『書き込みを完了する』をクリックしよう。

ディスクへの書き込み画面(このディスクを準備しますのメッセージ画面)を開いたら、ディスクのタイトルを入力し、書き込み速度を選択したら『次へ』をクリックしよう。
ファイルの書き込み速度は、ドライブの種類よって変わってくる。
俺の場合だと4×しか選択出来なかったけど、ドライブによっては48×が選択出来ることもあるよ。この場合だと単純に12倍も書き込み速度が違うことになるね・・・悲しい。

音楽ファイルを追加すると、オーディオCDの書き込み画面が表示される。ここではオーディオCDを作成するか、データCDを作成するか選択することが出来るよ。
パソコン以外(家庭や車など)のオーディオで再生させたいなら前者。PCで使うなら後者を選択する・・・と言いたいところなんだけど、今回は後者を選択して『次へ』をクリックして欲しい。
これでディスクへの書き込みが始まるよ。

書き込みが終わると『ファイルはディスクへ正しく書き込まれました』というメッセージ画面が出てくるから『完了』をクリックしよう。
この画面が出てくると同時にドライブも自動で開くから、書き込んだディスクを取り出してね。
最後に
データの書き込みは、外に持ち出して音楽を聴いたりするだけでなく、バックアップとして利用することも出来る。もし、手元に余っているディスクがあれば一度チャレンジしてみて欲しい。
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