Windows10では、シャットダウンする方法が沢山用意されている。『Alt』+『F4』を押して電源オプションの画面を開き、そこからシャットダウンすることも出来るし、定番だけどスタートメニューからシャットダウンすることも出来るよね。
でも、どれも共通して操作した瞬間にシャットダウンが実行されることは変わりがないんだよね。
何かのファイルをダウンロードしている最中に、突然用事が出来て出掛けなきゃいけなくなったら・・・ダウンロードが終わってもずっとPCの電源が付いていることになり、電気代がもったいないよね。
そこで今回は、あるコマンドを使ってタイマーを設定し、自分が設定した時間にシャットダウンする方法を詳しく紹介していくよ。
シャットダウンタイマーを設定する方法

まずは、タスクバーに配置されている『Cortanaのアイコン(円形のアイコン)』をクリックしよう。

Cortanaの画面を開いたら、検索ボックスに『Shutdown -s- t xxxx』と入力して『Enter』を押そう。これがシャットダウンタイマーを設定するためのコマンドだよ。
xxxxの部分は数字を入力するんだけど、この数字はこれからシャットダウンするまでの秒数を入力して欲しい。例えば60と入力すれば60秒後、つまり1分後にシャットダウンが実行されることになるね。
上の画像では2000と入力したけど、自由に決めて構わないよ。後1時間でファイルのダウンロードが終わる!というのであれば、3600と入力しても良いんだけど、余裕を持って4000くらいにしておいた方が良いだろうね。ちなみに4000秒だと1時間6分だね。
それで気付いた人もいると思うんだけど、今回使うコマンドには奇妙な半角のスペースが混ざっている。
これね。『shutdown -s -t 3600』
-sの前と、-tの前と、数字の前だね。これは無駄なスペースではなく、このスペースがないと正常にコマンドが実行されなくなっちゃうから、あっ!余計なスペースあるから消しとこ!とかやらないように注意して欲しい。
直接入力すると、入力間違えが起きる可能性があるから『Shutdown -s- t xxxx』のカッコの中をそのままコピーしてxxxxの部分を自分の好きな数字に書き換えてみよう。

シャットダウンタイマーを設定すると、サインアウトしようとしています、Windowsを〇〇分後にシャットダウンします。シャットダウンは20xx年x月x日 xx:xx:xxというメッセージ画面がデスクトップ画面右下に表示される。
シャットダウンするまでの時間と、シャットダウンタイマーを設定した時間が正確に表示されるのは助かるね。
設定したタイマーをキャンセルする方法
シャットダウンタイマーを設定したけど、外出の予定がなくなったから、設定したタイマーをキャンセルしたい!という時もあると思う。
以下、キャンセルする方法を紹介していくね。

まずは、タスクバーに配置されている『Cortanaのアイコン(円形のアイコン)』をクリックしよう。

Cortanaの画面を開いたら、検索ボックスに『shutdown -a』と入力して欲しい。手入力だと入力間違いが起きやすいから、そのままコピーして貼り付けてみてね。
コマンドを入力したら『Enter』を押してみよう。

すると、デスクトップ画面右下に『ログオフは取り消しされました』というメッセージ画面が表示される。これで設定したシャットダウンタイマーをキャンセルすることが出来たよ。
シャットダウンタイマーのショートカットを作成する方法
毎回コマンドを打ち込むのが面倒だ!シャットダウンタイマーを頻繁に利用したい!という人は、シャットダウンタイマーのショートカット作成しておこう。

デスクトップ画面の何もない場所で、右クリックしてメニューを開き『新規作成』→『ショートカット』と選択していこう。

ショートカットの作成画面を開いたら、項目の場所を入力してくださいと記載されている下の入力欄に『Shutdown -s- t xxxx』と入力しよう。xxxxの部分はさっきと同じように数字を入力してね。

コマンドを入力したら『次へ』をクリックしよう。

続いてショートカットの名前を決めていこう。今回は分かりやすく『ショートカットタイマー』という名前にしてみたよ。英数字だけでなくひらかなや漢字も使えるからね。

ショートカットの名前を入力したら『完了』をクリックしよう。

完了をクリックすると、デスクトップ画面にショートカットのアイコンが作成されるよ。後は、このアイコンをダブルクリック(または右クリックから開く)するだけで指定した時間にシャットダウンが実行されるようになるからね。
最後に
画像はともかく、動画はものによってはダウンロードに凄く時間がかかることがあるよね。そういった時に自分でシャットダウンの時間を設定出来ると便利だよね。急な外出時だけでなく、寝る前にも活躍してくれそう。
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