iPhoneをWindows10がインストールされているPCに接続すれば、画像や動画を共有することが出来る。
だけど、稀に・・・というか割とよくWindows10がiPhoneを認識してくれないことがある。認識してくれないと、iPhoneの画像や動画をPCに保存することも出来ないから凄く困るよね?
そこで今回は、Windows10がインストールされているPCを対象にiPhoneが認識ない時の対処法をどこよりも詳しく紹介していくよ。
この記事の目次
- 1 Windows10のPCとiPhoneを再起動する
- 2 違うUSBポートにケーブルを接続する
- 3 Windows Updateで最新の状態にしておく
- 4 コンピュータを信頼する
- 5 iTunesを再インストールする
- 6 Apple Mobile Device USB Driverが インストールされているか確認する
- 7 Apple Mobile Device USB Driverを再スキャンする
- 8 間違えてApple Mobile Device USB Driverを 削除してしまった場合の対処法
- 9 Apple Mobile Device Supportを再インストールする
- 10 Apple Mobile Device Serviceを再起動する
- 11 最後に
Windows10のPCとiPhoneを再起動する
まず1番初めてにやって欲しいことがコレ。今のPCなら再起動に1分とかからないだろうし、iPhoneも同じく1分かからないよね。
Windows10のPCを再起動す方法は以下の通り。

キーボードの『Alt』+『F4』で電源オプションを表示させる。

Windowsのシャットダウンの画面を表示させたら『再起動』を選択して『Enter』を押す。
iPhoneは使っている世代によって電源ボタンの位置が異なるからここでは説明を省かせてもらうね。

iPhone6sなら右側に設置されているボタンを長押しして『スライドで電源オフ』の部分を右にスワイプさせる。と電源を切ることが出来る。もう一度、電源ボタンを長押しすると起動することが出来るよ。
違うUSBポートにケーブルを接続する

USBポートが壊れていたりすると、ケーブルをPCに接続してもiPhoneを認識してくれないことがある。こういう場合は、別のUSBポートに挿し替えるだけでiPhoneが認識してくれるようになるよ。別のUSBポートに差し替えなくてもケーブルを挿し直すだけで解決することもあるけどね。
ケーブル自体がダメになっている可能性もあるから、その場合は新しいものに取り替えてみよう。
Windows Updateで最新の状態にしておく
Windowsが最新の状態になっていないと、iPhoneを上手く認識してくれないことがあるみたい。俺はよくアップデートをしないことがあるんだけど、それが原因でiPhoneを認識してくれなかったことはないから、可能性としては低いかも。
以下、最新の状態かどうか確認する方法を紹介しておくね。

デスクトップ画面左下にある『Windowsのアイコン』をクリックしてスタートメニューを開く。

スタートメニューを開いたら『設定のアイコン』をクリックする。

Windowsの設定画面を開いたら『更新とセキュリティ』を選択する。

更新とセキュリティの画面を開いたら、更新状態を確認する。ここが『お使いのデバイスは最新の状態です。』という表示になっていればOKだよ。
コンピュータを信頼する

iPhoneをPCに接続すると、初回のみ『このコンピュータを信頼しますか?』というメッセージ画面がiPhone側に表示されることがあるよ。この表示が出た場合は必ず『信頼』を選択しておこう。信頼しないを選択すると、PCがiPhoneを認識してくれなくなってしまう。
万が一、信頼しないを選択してしまった場合は、一度切断してもう一度ケーブルでiPhoneとPCを接続し直してみよう。これでもメッセージ画面が出てこない場合は、PCとiPhoneを再起動だね。

また、これとは別に『このデバイスに写真やビデオへのアクセスを許可しますか?』という確認画面が表示されることがある。
このメッセージ画面が出た場合は、必ず『許可』を選択しよう。間違えて許可しないを選択してしまった場合は、先ほどと同じやり方で、もう一度メッセージ画面を表示させてみよう。
iTunesを再インストールする
iTunesでiPhoneが認識されない場合は、iTunesを再インストールすると解決することがあるよ。
アンインストール方法が分からない!という人は、以下の記事を参考にして欲しい。以下の記事ではRealPlayerのアンインストール方法を紹介しているけど、アンインストールする手順はどのプログラムも同じだから安心してね。
Apple Mobile Device USB Driverが
インストールされているか確認する

iTunesを起動してもiPhoneのアイコンが表示されない場合は、iPhoneが正しく認識されていないことになる。この場合は、Windows10でiPhoneを認識するドライバーが正しくインストールされているかチェックしておこう。
以下チェック方法を紹介していくね。

コントロールパネルを開いたら『デバイスマネージャー』を選択しよう。
表示方法をカテゴリにしている場合は『ハードウェアとサウンド』→『デバイスマネージャー』とクリックしていこう。

デバイスマネージャーの画面を開いたら『ポータブルデバイス』の左横にある『>』をクリックしよう。

ポータブルデバイスの中身を展開させたら『Apple iPhone』があるか確認して欲しい。

続いて『ユニバーサル シリアル バス コントローラー』の左横にある『>』をクリックしよう。

ユニバーサル シリアル バス コントローラーの中身を展開させたら『Apple Mobile Device USB Driver』があるか確認して欲しい。
先ほど確認した、Apple iPhoneと今回確認したApple Mobile Device USB Driverの2つがあれば、iPhoneを認識するドライバーが正しくインストールされていることになるよ。
Apple Mobile Device USB Driverを再スキャンする

コントロールパネルを開いたら『デバイスマネージャー』を選択しよう。

デバイスマネージャーの画面を開いたら『ユニバーサル シリアル バス コントローラー』の左横にある『>』をクリックしよう。

ユニバーサル シリアル バス コントローラーの中身を展開させたら『Apple Mobile Device USB Driver』を選択して右クリックしてメニューを表示させたら『削除』をクリックしよう。

デバイスのアンインストールの確認画面を表示させたら『このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する』のチェックマークを外してから『OK』をクリックしよう。ここでチェックマークを付けたままにしておくと、ドライバーが削除されてしまう。

続いて『ユニバーサル シリアル バス コントローラー』を選択して右クリックしてメニューを表示させたら『ハードウェア変更のスキャン』をクリックしよう。
ハードウェア変更のスキャンを行うと、スキャンが完了したと同時にiPhoneが正しく認識されるようになる・・・こともある。
間違えてApple Mobile Device USB Driverを
削除してしまった場合の対処法
チェックマークを外し忘れて、間違えてApple Mobile Device USB Driverを削除してしまった場合の対処法も紹介しておくね。
まずは、先ほどと同じようにコントロールパネルを開き『デバイスマネージャー』を選択しよう。

デバイスマネージャーの画面を開いたら『ポータブルデバイス』の左横にある『>』をクリックしよう。

ポータブルデバイスの中身を展開させたら『Apple iPhone』を選択して右クリックしてメニューを開き『ドライバーソフトウェアの更新』をクリックしよう。

ドライバーソフトウェアの更新画面を開いたら『コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します』を選択しよう。

次の場所でドライバーソフトウェアを検索しますの下にある入力欄に『C:\Program Files\Common Files\Apple\Mobile Device Support\Drivers』をコピーして貼り付けよう。

貼り付けたら『次へ』をクリックしてね。

2~3秒程度でドライバーのインストールが終わり、ドライバーソフトウェアが正常に更新されました。というメッセージ画面が表示される。
Apple Mobile Device Supportを再インストールする
iPhoneをPCに接続すると自動的にインストールされるApple Mobile Device Support。

これが不具合を引き起こしている可能性も考えられるから、コントロールパネルを開き『プログラムと機能』からアンインストールを実行してみよう。アンインストール方法の詳細は以下の記事を参考にしてね。
Apple Mobile Device Serviceを再起動する
Apple Mobile Device Serviceを再起動すると、稀にiPhoneが認識されるようになるよ。再起動方法は以下の通り。

まずは、キーボードの『Windowsのロゴキー』+『R』を押してみよう。すると、ファイル名を指定して実行の画面が表示される。

名前の欄に『services.msc』と入力して『Enter』を押そう。

これでサービスの画面を開くことが出来たね。

サービスの中から、Apple Mobile Device Serviceを選択して右クリックしてメニューを開いたら『プロパティ』をクリックしよう。

Apple Mobile Device Serviceのプロパティ画面を開いたら『停止』をクリックしよう。

停止をクリックしたら『開始』をクリックして、最後に『OK』をクリックしよう。ここまで終わったらPCを再起動してみてね。
最後に
iPhoneを認識してくれない場合は、この記事で紹介したことを上から順に試してみよう。それでもダメな場合もあるかもしれないけど、案外時間を置いてから接続してみると何事もなかったかのように上手くいくことがあるみたいだね。
どうしても認識しない場合は、漫画喫茶に行くなり知り合いのPCを使うなりして、違う環境でiPhoneが認識するか試してみるのも良いかも。
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